【Swim】2020/11/21朝スイム練ログ【トレーニング】

2020/11/21_swim_training

毎週土曜日の朝7時から、スイムスクールに通っています。

主催はトライアスロン雑誌でおなじみのルミナさんです。

毎回たくさんの学びがあるので、ブログに書いていこうと思います。

今日はドリル中心のトレーニングでしたので泳いだ距離は少なめですが、ペースは速かったです。練習後の時間を利用して泳いでいました。

garmin_log_20201121
2020/11/21のログ

今日のポイント

リカバリーでは身体の前で腕を動かす

リカバリーの際は、横に向けた身体の前を通るように腕を前方へ移動させます。

こうすることで、肘が背中側に入って肩を痛めたり、必要以上に身体が開いてしまうことを防止できます。

また、身体にとって自然な動きであるため、エネルギー消費を抑えることができます。

アップ

  • 12.5Mスプリント→12.5mスイム(easy)→25mドルフィン→25mけのびキック→25mドルフィン
  • キック75m*2

アップのメニューは毎回大体同じです。

身体を温める&刺激を入れて動かしやすくする目的ですね。

ドリル

  • ヌードルを掌で沈めてキック25m*4
  • ヌードルを掌で沈めて横向きキック25m*4
  • 横向きでストローク25m*4

今日はヌードルを用いたドリルが中心で、浮力と重心のバランス、そしてリカバリー時の体幹がターゲットです。

ヌードルというのは浮力のある棒です。ビート板が細くなったものを想像してもらえればokです。

このヌードルの位置を調整することで、浮心と重心の位置を意識をするドリルです。

人間の浮心、つまり最も浮く場所は肺です。一方、重心は骨盤の辺りにあるため、浮心と重心の位置がズレてしまっています。

そのため、何も考えないでいると、肺のある上半身が浮き上がり、重心のある下半身が沈んでしマイます。

スイムでは、この浮心と重心のバランスをコントロールし、いかに下半身を浮かすことができるかが重要となってきます。私はまだまだ下半身が沈みがちです。

泳ぐ体勢のままこのヌードルを掌で押さえて沈めます。ヌードルは浮力がありますが、前後させて重心とのバランスがとれるポイントを探ります。うまく重心とのバランスがとれると、下半身もしっかりと浮かせることができます。

その後に実施した横向きストロークはリカバリーの矯正が目的です。

リカバリー時に腕を身体の前から前方へ移動させることで、浮心と重心の調整をした身体のバランスを壊さないようにします。

身体の前から動かすというのは、腕の可動域を考えると非常に自然な動きなので、これがスムーズにできると身体のバランスを崩さずに泳ぐことができます。

これがズレてしまい、バランスをとるために肘が背中側に入ってしまうと、その瞬間だけはバランスがとれるかもしれませんが、そもそもの身体のバランスがとれていないためそのような動きをするのであるため、エネルギー消費も多く、すぐにブレてしまい、下半身が沈みブレーキがかかり、水の抵抗も増加して更にバランスを崩すという悪循環に陥ってしまいます。

浮心と重心のバランスを保つこと、リカバリーを自然な動きで行うこと、どちらも欠かせないポイントということですね。

メイン

  • スイム75m*4 1:40サークル
  • 自主練スイム100m+50m*4

ドリル中心の日だったので、メインは75mを4本程。

しかし、今日の練習で浮心と重心を意識したせいか、最近の伏し浮き練習でひたすら下半身を浮かせることに注力しているせいか、非常に軽くスムーズに泳ぐことができました。

うまく泳げているときはストロークでの水の重さが明らかに違うのです。

非常に軽く感じ、水を掻くというよりも、ただ前に泳ぐために最適化された身体の動きに従って自然と腕を動かす。そんな感覚に近いような気がします。

この感覚があるときはタイムも速く、何より非常に気持ちが良いので、もっとこの感覚を感じる回数を増やしたいものです。

2020/11/21ペース&ストローク

こちらが今回のトレーニングでのペースとストロークのデータ。ドリル中心だったため、後半に偏っています。

最初の山4つが75m*4のスイムです。ペースは青色グラフで左側のタイムに対応、ストロークは黄色グラフで右側の回数に対応しています。

75m*4mのサークルでは、ペースが速く、ストロークも少ないことがわかります。普段の自分は1:55~2:00/100mくらいのペースなので、かなり速いことがわかります。実際このときは自分でも、全く力を入れなくとも前にどんどん進んでいく感覚がありました。

最近、「下半身を浮かせること」と「呼吸をスムーズに行うこと」に集中して練習をしている成果が少し出てきた気がします。どちらも「水の抵抗を少しでも少なくする」という考えが根底にありますので、その意識が身体の動きにつながった結果、力を入れなくとも前に進む感覚が得られたのではないかと考えています。

結局その後は少しバランスを崩したせいか、ストローク数が増えてしまったのでまだまだ練習の余地はありますが、考え方や練習の方向性は正しいと感じた出来事でした。

まとめ

最近スイムに集中してトレーニングを行っています。

特に「伏し浮き」という、その場で手足をまっすぐに伸ばしたまま水に浮く動作を身に付けるべく試行錯誤しています。

その場で浮く。ただそれだけなのに、本当に難しいのです。

しかし、少しずつではありますが、なんとなく感覚をつかめているような気がしています。

実際、今日の練習でも、以前とは泳ぐ感覚が変わっているのを実感し、タイムも少し速くなっていました。

人間は下半身が沈みやすいので、そのまま泳ぐと沈んだ下半身に水の抵抗をモロに受けてしまいます。そういった意味でも、伏し浮きの技術はとても重要なのです。

まだ暫くは、伏し浮き技術習得に集中していこうと思います。

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kan
東京で働く30代のサラリーマントライアスリート。 5kmを走るのがやっとのところから練習を開始し、2019年に総距離226kmのロングディスタンスを完走しました。 現在は世界選手権を目指してトレーニングに勤しむ毎日。 トライアスロンの楽しさ、知識、ノウハウを発信しています。