トライアスロンって鉄人レースじゃないの?

トライアスロンを走っているランナーたち

皆さんこんにちは。ゼロトラ運営者のkanと申します。

当ブログはトライアスロンのおかげで人生が豊かなものへ大きく変わったフルタイムワーカーのkanが、「トライアスロンをゼロから完走する」をテーマに、トライアスロンを通して得たノウハウ、知識を日々発信をしています。

トライアスロンを始めたいけれど何から手をつけたら良いかわからないという方へ、私が得た経験や知識を役立ててほしい。そしてトライアスロン界の裾野を広げ、多くの感動と喜びを与えてくれたトライアスロンへの恩返しがしたい。そんな思いのもと当ブログを運営しております。

トライアスロンと聞いて、どのようなイメージがありますか?

鉄人レース、過酷、選ばれた人にしかできない競技。そんなイメージをされる方が多いのではないでしょうか。

しかしそんなことはありません。確かに鉄人レースと呼ばれる総距離200kmを超えるような長い距離のレースもありますが、多くのレースはもっと短い距離で、練習を継続すれば誰でも完走できるような生涯スポーツなのです。

トライアスロンは、努力さえすれば誰でも最高の達成感と最上の満足感を得ることができるスポーツです。

素晴らしきトライアスロンの世界へようこそ!共に楽しみましょう!

この記事のポイント
  • トライアスロンの順番は、水泳(スイム)→自転車(バイク)→マラソン(ラン)
  • トライアスロンは鉄人レースだけではなく様々な種類がある
  • トライアスロンは誰もが挑戦できる生涯スポーツ

トライアスロンとは?

最近どうも、トライアスロンに挑戦したという話をよく聞く気がする。練習とか大変そうだけど、なんだかみんな楽しそう。でも、そもそもトライアスロンって、何をするスポーツ何だっけ??そんな疑問にお答えします。

トライアスロンは、水泳(スイム)→自転車(バイク)→マラソン(ラン)の順に種目を行い、順位とタイムを競い合うスポーツです。

愛好者は全世界で210万人、日本でも37.5万人程と、非常に多くの方が楽しんでいます。

鉄人レースと呼ばれる距離の種目はハワイで1977年に初開催されました。現在でも初開催地のハワイはトライアスロンの聖地という位置づけであり、アイアンマン世界選手権が毎年10月にハワイ島で開催されています。

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海兵隊員の宴席で、「遠泳、サイクルレース、マラソンのどれが最も過酷か」という話になり、わからないので全部やってしまおう!ということで開催されたのが鉄人レースの元祖だそうな。酒の勢いって怖い。

ハワイで世界選手権が開催されるだけあって、世界各地のリゾートでも多くの大会が開催されています。旅行も含めて楽しむことができるのも魅力の一つですね。

日本では1981年に鳥取県米子市の皆生温泉で初のトライアスロン大会が開催されており、その後も大会数は順調に増加し、2019年では大小合わせてなんと100大会近くも開かれています。

トライアスロンは鉄人レースだけじゃない

トライアスロン=鉄人レースというイメージがある方が多いのではないでしょうか。

そんなことはありません。トライアスロンレースは大会によってスイム、バイク、ランのそれぞれ距離が異なっています。

それぞれのレースの具体的な距離を見てみましょう。

種類SwimBikeRun合計
スプリントディスタンス750m20km5km25.75km
オリンピックディスタンス1.5km40km10km51.5km
ミドルディスタンス1.9km90km21.1km113km
ロングディスタンス(アイアンマン)3.8km180km42.195km226km

大きく分けるとこの4種類の距離となるのですが、その他にもローカルレースでは様々な距離の大会が開催されています。

最も短いスプリントディスタンスは全長約25kmで約1時間半~2時間程度で完走できます。どうでしょう?一気にトライアスロンへのハードルが下がったのではないでしょうか。

スプリントディスタンスであれば、多少の運動経験がある方なら1~2ヵ月も練習すれば十分完走することは可能です。

一方、俗に鉄人レースと呼ばれるロングディスタンス(アイアンマン)は、全長約226kmで約13時間~15時間くらいかかります。

ちょっと最初は何を言っているか意味がわからないかと思います。安心してください、正しい反応です。

ロングディスタンスについては、定期的に運動している方であっても十分な準備と対策を行わない限り完走することは難しいものと言えます。

これだけ距離が違うと、もはや別の競技といっても過言ではないのでしょうか。実際に、競技への準備やトレーニングの方法なども距離によって違います。オリンピックディスタンスとロングディスタンスがトライアスロン界においてはメインとなっている距離であり、プロ選手もそれぞれの主戦場に分かれて競技を行っています。

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俗に言う”鉄人レース”はロングディスタンス(アイアンマン)のことですね。日本で最も多く開催されているのは、オリンピックディスタンスのレースです。

Hello Triathlon World

ご紹介したように、トライアスロンは鉄人レース(ロングディスタンス)だけではありません。

距離別に種類が分かれているため、スプリントディスタンス、オリンピックディスタンスであれば、練習を継続することで多くの方が完走することができます。

運動神経は関係なく、地道に努力することで誰でも必ず完走することができ、生涯に渡って楽しむことができるスポーツなのです。

もちろん一筋縄ではいきませんが、練習時間を確保するために早起きしたり、仕事を効率的に行ったりと、普段の生活や行動が大きく変わること。トライアスロンが生活の一部になることも魅力の一つであるといえます。

トライアスロンに少しでも興味があるのであれば、ぜひとも挑戦することをオススメします。人生がより豊かなものになることは間違いありません。

kan

ゴールテープを切った瞬間の感動を、ぜひともあなたも味わってみてください。

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ABOUT US
kan
東京で働く30代のサラリーマントライアスリート。 5kmを走るのがやっとのところから練習を開始し、2019年に総距離226kmのロングディスタンスを完走しました。 現在は世界選手権を目指してトレーニングに勤しむ毎日。 トライアスロンの楽しさ、知識、ノウハウを発信しています。